生成りの長財布をつくる

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もうひとつの長財布

昨日まで作成していた黒の長財布は無事終わりまして、次は別のYさんご依頼の長財布制作にとりかかりました。

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黒の次は生成りになります。栃木レザーの生成りのヌメ革をカットします。さて、このヌメ革という表現ですが、一般的には無染色の生成りの革というイメージがあるようなのです。くも舎ではヌメ革とは『植物タンニンで鞣された革』を総称して『ヌメ革』と呼んでいます。ですから、ヌメ革を染めた色革もすべてヌメ革と考えております。
ちょっと脱線しましたが、カットしたヌメ革の表面に、傷、汚れ防止のためにワックスを塗布しておきます。

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カードの滑りを良くするため、革の床面(裏面)にワックスを塗ってガラス板で磨きツルツルにします。更に組み上げ前にポケットの縁のコバ(切断面)を磨き上げておきます。

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いよいよ手縫い開始です。まずはカード入れのパーツをポケットに手縫いしていきます。今回選択したのはカーキのラミー糸です。Yさんからのご希望でステッチが目立たない色を…との事でしたので、迷わずカーキを選択させていただきました。

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ポケットなどのパーツが仕上がりました。本体の革とパーツを縫い上げれば長財布となります。

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こちらも昨日の黒の長財布と同様に一周グルリと手縫いしていきます。

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縫い上がりました。コバ(切断面)磨きの下準備として、角を落としておきます。明日磨きをしまして完成となります!

 

 

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長財布

長財布壱型

くも舎の長財布壱型は、カードが6枚に、お札入が2か所のいたってシンプルな長財布です。厚みはたったの7㎜。しっかりした作りでもかさばりません。薄いパーツを一枚一枚丁寧に切り抜いて、しっかり磨き上げたカード入れが特長です。

 

 


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