ヌメ革のトートバッグ2型をつくる

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今日は授業参観だった!

ずっとモヤモヤした天気が続いていましたが、今日はよく晴れました。洗濯物がどんどん乾いて気分が良いですね。今日は引き続きKさんのトートバッグ2型制作を行いました。本来であれば内ポケットの制作にとりかかる予定でしたが、今日娘の授業参観だったことに気が付きまして…というより妻から連絡がありまして。という方が正しいのですが、午後まるまる動けなくなりそうなスケジュールになりました。そこで、後でまとめて仕上げようと思っていた、持ち手のコバ磨きが時間的にも切りがいいので行いました。

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持ち手の合わせ目は、縫い合わせるとコバ(切断面)が見える状態になります。このコバ(切断面)は切れ味のよい革包丁のお陰で、スカッとするくらいの角が立っているのは昨日の記事でお伝えした通り。これを私は豆鉋(かんな)を使わずに革包丁で真っ直ぐに削っておき、一番最初のヘチマ磨きを終えて下地を平滑に均しておきます。そして面取りをして角を落としていきます。しゅるしゅるといい音が聞こえてきそうなくらい綺麗に削れていきます。

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面取りが終わりましたら、紙やすりで表面を更に均し、滑らかになったコバ(切断面)に糊を塗ってヘチマで磨き上げていきます。ヘチマで磨いたら更に番手の高い紙やすりで削って、再度糊つけとヘチマ磨きを繰り返していきます。

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コバ磨きが終わりました。これで持ち手は完成!滑らかなコバ(切断面)が手に持った時の感触を柔らかく、優しくしてくれます。
さて、持ち手作業を終えたところで丁度タイミングよく、娘の学校に向かう時間です。自転車でも片道30分位ある道を突っ走ると、痛いほど日差しがキツくて困りました。
娘の発表などを無言で応援しながら、授業参観を終えて頼まれたお使いをすませて作業場に戻りました。

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今日は内ポケットのステッチまでは行きませんでしたが、下準備はOKです。明日は仕上げに入りたいと思います。

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トートバッグ2型

くも舎のトートバッグがより洗練されてリニューアルされました。厚手の栃木レザー一枚革と麻糸だけを手縫いでつくったシンプルで可愛らしいトートバッグです。

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