トートバッグ2型のパーツ完成

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朝、パソコンを治す

最近ジメジメしたり晴れたりと目まぐるしく変わる気候ですね。晴れたりするととたんに30℃超えの制作室になります。窓を全開にすれば多少は風が入ってくるのですが、困ったことに制作室にあるパソコンが最近熱暴走で、作業中にシャットダウンしてしまう事が増えて困ってしまいました。元々そんなに冷却効率が良いパソコンではないので、CPUの温度を表示しながら作業していて、70℃を超えた時にはうちわで扇いだりして対応しています。

で、今朝なのですが、朝から曇り空でそんなに暑くもないのに、何もしなくても60℃台。ちょっと負荷のかかる大事な作業中に突然の電源OFF!!!(涙)もうこれは限界だ!と思いまして早速分解することにしました。あまり興味のない方は後半まで読み飛ばしてくださいね。

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私の愛用しているパソコンはThinkpad X61sという2007年に発売されたノートパソコンです。もうすでに8年モノになってしまいましたが、Thinkpad X24 からの大ファンで、デザイン、大きさ、使いやすさでこのX61に勝るノートパソコンを見たことが有りません。
実はX61sはメーカー仕様書ではメモリ最大4GBなんですが、8GBまで対応しているので、当然8GB積んでいますし、ハードディスクドライブはSSDに交換済みですので、今でも現役で使えているのです! あまり大したこと無いうんちく話はそのくらいにして…

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今回の熱暴走の一番の原因です。CPUを冷やすファンなのですが、粉まみれの作業場に有りながら、1年ほど掃除していないので埃がたまっているようでした。

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そして Thinkpad X60シリーズの定番熱源が、右パームレスト直下にあるモデムとWifiのモジュールです。これもこの際取ってしまうことにしました。だって、モデムなんて15年以上使ってないんですから…

朝の貴重な時間を無駄にしたくないので、パソコンの熱暴走対策は程々にして再び組み立てしました。果たしてCPUの温度は変わったでしょうか…結果は効果ありでした。最近アイドリング状態???で50℃後半だったのが、40℃台で安定してますし、負荷のかかる作業でも70℃に行くか行かないか。突然の電源OFFも今のところ無いみたいです。いつか掃除してやろうと思ってたのでスッキリしました。

早速トートバッグの打ちポケットをつくる

引き続きKさんのトートバッグ制作をはじめましょう。昨日まで持ち手の仕上げと内ポケットの縫い上げの下準備まで進んでいました。

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今回作るのはトートバッグ2型のダブルポケットタイプの内ポケットです。側面を縫っているところです。

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硬式野球のボールの縫い方なので、ベースボールステッチというらしいですが、私はシトロエンステッチと(勝手に)呼んでいる方法で縫っています。内ポケットのサイドは通常の直線縫いで縫ってしまうと、マチが潰れてしまい物がほとんど入らなくなってしまうのです。逆にマチを最初からつけて縫ってしまうと、物を入れない時にかさ張ってしまいます。シトロエンステッチで縫うと、ステッチ自体がヒンジの様に動いて、マチが自在につくれるのです。
写真は左が畳んだ時。右が物をたくさん入れるためにマチを開いた時です。

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その後どんどん縫い進めまして打ちポケットの完成です! Kさんご希望のDカンも追加しております。

水筒ホルダーをつくる

今回こちらもKさんからのご要望で水筒を保持するためのホルダーもおつくりしました。直径70mmの円筒状のものがきちんと保持出来るサイズとのことで、最初に簡単なスケッチでイメージ合わせをしたものを実物にしていきます。

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シンプルなものが一番壊れにくく、長持ちします。

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完成した水筒ホルダーに、早速直径約60mmのペットボトルを入れてみます。ペットボトルは余裕で入りますね! 余裕で入ってもボトルが倒れないように、高さもちょうど良さそうです。

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次に直径80mmのボトルも入れてみましょう。隙間なくぴったり入りました。丁度80mmのサイズに仕上がったみたいですね。

今日でパーツ制作が完了しました。次回からいよいよトートバッグ本体の制作にとりかかります!

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トートバッグ2型

くも舎のトートバッグがより洗練されてリニューアルされました。厚手の栃木レザー一枚革と麻糸だけを手縫いでつくったシンプルで可愛らしいトートバッグです。

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