カードケースとパンダキーレスカバーをつくる

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今日は心機一転、床ベロアではなく銀面(革の表側)つきのスムースレザーを使った商品を制作しました。

キャメル×赤のカードケース

まず最初はOさんからご依頼のカードケースです。カードケースと言っても従来の名刺入れではなく、定期券を入れるパスケースのようなものです。キャメルの革をご指定ですので、栃木レザーのキャメルをカットします。

出来上がったパーツ類を仮組してみます。大丈夫そうです!
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縫い上げる前に、ポケットの端などのコバ(革の断面)磨きをしておきます。ヘチマとやすりで繰り返し滑らかにしていきます。
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赤いラミー糸で手縫いしていきます。レイアウト変更をしたので、いつもと写真の角度が違いますね…
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縫い上がったら、コバ(革の断面)を革包丁で整えてから、やすり掛けなどをして磨いていきます。
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カードケースが完成しました。小さい画像をクリックすると大きく開きます。
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オレンジ×赤×金のパンダキーレスカバー

次もイニシャルで行くと同じですが、Oさんからご依頼の二代目フィアットパンダキーレスカバーをつくります。限定色オレンジの栃木レザーを型紙に合わせてカットします。

カットした後、手縫いするための目打ちと、ボタン用の穴を開け、赤いラミー糸で手縫いしていきます。
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縫い上がったら、コバ(革の断面)を整えていきます。まずはヘリ落としで角を落とした後、紙やすりの番手をあげながら、ヘチマで磨いていきます。

最後にリモコンを入れやすいように木の棒を差し込んで革を馴染ませます。
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フィアットパンダキーレスカバーの完成です!
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この商品は購入いただけます

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