オレンジ色の手縫いトートバッグをつくる―内ポケットと持手編―

ついに2月がやって来ました。梅の木も蕾がすっかり付いて春に向けて着々と準備が始まっています。本当に月日の流れの早い事早い事…独立してから特に感じます。さて、昨日は仕入の業務がありまして作業ができませんでしたが、本日Oさんのトートバッグ制作の続きをしましたのでレポートします。

前回までのお話しはこちらからどうぞ。

トートバッグ2型とは

くも舎を代表するバッグがトートバッグ2型になります。トートバッグ2型は、厚くてコシのある植物タンニン鞣しの牛革から、しっかりと麻糸で手縫いしてつくったトートバッグになります。しっかりと手入れをして上品に使用しても、傷、シミなどを気にせずラフな感じに使用しても、使うほどに味わいのあるバッグに育っていきます。

kumosha hand stitched leather tote bag type02
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag type02
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kumosha hand stitched leather tote bag “Orange”
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kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
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内ポケットをつくる

Oさんのトートバッグはオプションにふた付きダブルポケットをご選択頂いていますので、早速取りかかります。特長的な中央部の折返し部分を手縫いした後は、中央部裏側をクロスにステッチして一体化します。すると2ポケットあるような本体部分が完成します。

ふた付きダブルポケットのふた部分を仕上げます。くも舎のロゴを打刻した後、革のカットとコバ(革の断面)の仕上げ作業を行います。

ふた部分とポケット本体部分を縫い合わせれば、トートバッグ2型用のふた付きダブルポケットの完成です。

持手をつくる

つぎは持手にかかります。ベルト状にカットした持手パーツに目打ちを施して、芯をクルリと包み込みながらひと目ずつ手縫いしていきます。簡単そうですが、ブッテーロはコシの強い革ですので、しっかりとラミー糸で引き絞りながら縫って行かなくてはなりません。それを合計約120cmにわたって縫っていきます。

一本縫い上げて、もう一つ取りかかったところで、急遽用事が入ってしまいまして、作業ストップです。明日続きからスタートします。

この商品は購入いただけます。

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