青ひげ改をつくったり、青ひげの仕様の違いなど

すっかり過ごしやすい天候になってきました。夏の履き物制作もひと山越えておりますが、まだもう少し続きそうです。
今日は丁度通常の青ひげと、限定版『銀鼠』をつくるタイミングがありましたので、青ひげの仕様の違いについてお話ししたいと思います。

青ひげ改とは?

青ひげ改はキャンバススニーカーの定番『青ひげ』の弱点①かかと部分の破れ②ベロ部分の落ち込みを補うべく、革パーツで使い勝手や補強を施したスペシャル版『青ひげ』です。
青ひげ改開発のお話はこちら


白以外は別物?青ひげ

まず最初の違いから。カカトの青ひげのロゴパッチ部分ですが、通常の青ひげは青インクの印刷ですが、『銀鼠』ことライトグレーはロゴが立体的になってちょっと凝ったつくりになっています。

そして更なる違い。ベロのつくりが全く違います。通常版青ひげは、ベロにクッション性があり、裏面はベロアのような起毛した布が付いています。ライトグレーの方はキャンバス1枚でクッション性はありません。製造日の違いでは?と思われるかもしれませんが、ベロ裏の製造年月日、通常版は『1608(2016年8月製造)』ライトグレ―は『1611(2016年11月製造)』とほぼ同時期の製造です。

そしてもう一つ違いがあります。それはくるぶし部分のつくりです。写真を見て頂ければ分かると思いますが、通常版にはベロ裏と同様起毛しているうえ、カカト方面までぐるりとクッションが入っています。しかし、ライトグレーの方は特に裏地はなく、キャンバス1枚になります。

履き心地にとても差が出るような仕様の違いがあります。

白×紺、灰×白の青ひげをつくる

さて、仕様の違いはそれくらいにして、青ひげ改の制作です。通常版青ひげ改には紺の革パーツ、限定版『銀鼠』については白の革パーツをそれぞれ縫い付けていきます。

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