黄色い手縫いの耳つき肩かけカバンが完成しました

先日から引き続きOさんの黄色い耳つき肩かけカバンの制作を進めております。前回までの制作過程はこちらからどうぞ。

耳つき肩かけカバンとは?

くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグに、短いベルトをつければハンドバッグにもなります。


パーツを組み上げていく

揃ったパーツ類を一つずつ手縫いで組み上げていきましょう。本体部分も色々と細かいパーツが必要です。今回は定番の白いラミー糸を使用しています。

メインのベルトを留める真鍮製のギボシを取り付けます。このかばんで唯一の金属部品になります。真鍮も革と同様エイジングが楽しめる素材です。

側面パーツをぐるりと縫い上げます。立体的に丸みを持たせてひと目ずつ縫っていきます。ウマには架けられませんので、形を整えながら手作業で縫っていきます。

本体パーツが縫い上がりました。これでカバンらしい四角い箱が出来上がります。

かぶせ蓋の方も下準備しておきます。背面にはベルトループを2か所。自転車のサドルに付けるなどする場合に使用することが可能です。

革の合わせ目は必ず若干のずれが生じますので、コバを革包丁で平らに均してヤスリ掛けでコバ磨きの下準備をします。尚、この革包丁の使用方法は大変危険です。

かぶせ蓋を最後に縫い付ければ本体の完成です。丸みのある美しい耳つき肩かけカバンが出来上がりました。

最後にショルダーバッグ用とハンドバッグ用のベルトを制作して、耳つき肩かけカバンに取り付けて検品作業を行います。

問題なければ明日撮影したいと思います。

この商品は購入いただけます

さて、次なる制作物のパーツが続々と揃い始めています。こちらはチーク材の丸棒です。

だんだん空気が引き締まってきました

子供たちの行事が立て続けにあり、ベスパで学校までちょいちょい移動しています。身体に当たる風もずいぶん冷たくなってきました。

風防無くてもまだ大丈夫。

Tetsuya Ishiharaさん(@fiatrustica)がシェアした投稿 –

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