生成りのヌメ革で作ったコインケースが完成しました

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灼熱の暑い夏が終わったと思ったら、シトシトと雨。
天気予報は週末までずっと雨ですね。
制作室の窓から、雨に濡れた舎用車のパンダを見てるだけで
なんとなく秋の予感が・・・。
もうすぐやってくる秋が楽しみになってきます。

生成り×青糸で手縫いする

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組み上げる前にコバ(革の断面)磨きスタートです。
いつもの磨き→削り→磨き…を繰り返して滑らかにしていきます。

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ちょっと分かりづらいですが、
コインケースのサイドのパーツのコバ(革の断面)です。
右が切りっぱなしのコバ(革の断面)で、
左が磨き上げたものです。

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手縫いする前に目打ちの準備をします。
これから手縫いしていく線を引いておきます。

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今回選択したのは青いラミー糸。
ラミーとは苧麻(ちょま)と言って、
麻糸の種類の中でも強度が高く、
絹のような艶が出る糸になります。

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手縫い開始です。
コインケースの周りをぐるりと縫っていきます。
縫っていくとだんだんと立体的なコインケースの形に
仕上がっていくのが分かります。
この時が手縫いの楽しいところです。

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縫い上がりました!
生成りの革に青いラミー糸が合いますね。

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暗くなる前に、
縫い上がったコバ(革の断面)を磨き上げていきます。
こちらも同じく磨きと削りの繰り返し。
滑らかにして艶を出しておきます。

明日撮影してすぐに発送したいと思います。

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