トートバッグ業務型をつくる

今日はクリスマスですね。いよいよ年末も近づいてきました。ここの所思いもよらない事が舞い込んできて、てんやわんやの忙しさになってます。落ち着いてご注文分を制作していきます。

トートバッグ業務Ａ型とＢ型

ＨさんとＫさんのトートバッグ業務型をおつくりしました。黒の床ベロアが不足しているため、ご注文いただいている方々には申し訳ありませんが、いっぺんにお作りすることができません。
早速制作開始です。床ベロアをケガキ線に沿ってカットしていきます。革包丁は今日も切れ味抜群です。

内ポケットに縫い付けるタグを制作します。栃木レザーのヌメ革にくも舎のロゴを打刻しておきます。

内ポケットを縫い付ける前にサイズのチェックをしています。今回の黒は少し濃い気がします。※光の加減によって青っぽく見えます。

内ポケットと当て革が本体に貼り付けられます。これが持手の縫い付け部分の補強にもなっています。

持手の革は栃木レザーのヌメ革生成りになります。革にオイルとワックスを塗布します。塗布したら目打ちで穴を開けて、トートバッグの本体に縫い付けていきます。縫い方は強度改良版のＴ字縫いです。こういった力のかかる部分は手縫いで仕上げています。使用している糸はラミー糸（苧麻）の白を使用しています。

長い直線部分などはジャノメの機械式足踏みミシンでしっかりと縫い付けていきます。

ミシンで縫い上げたら完成はもう少しです。カバンの底面、力のかかる部分をカシメています。カバンの口の縁は丈夫なラミー糸でループ縫いして補強します。

縫い上がりました。このままカバンの革をひっくり返せば出来上がりになります。

トートバッグ業務用が完成しました。ご注文ありがとうございました。

2015年12月25日現在、トートバッグ業務Ａ型の黒は１～２か月待ちとなっております。お待たせして大変申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。

kumosha.com

 

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【販売終了】トートバッグ業務Ａ型

https://kumosha.com/product_totebagproa

【2015年11月にリニューアルしました】手軽なトートバッグの業務型が新しくなって帰ってきました。改良したところは強度向上に関する下記のとおりです。・持手の付け根のステッチ変更と、補強革で強度を向上しました。・底部分の割縫いを二重の縁縫いにして強度を向上しました。最高級の栃木レザーのヌメ革を薄く漉いた時にのみ出来る、芯通し（革の内部まで染色）染料仕上げの床ベロアをトートバッグの本体で使用。そして厚みも1.8mm以上の厚手です。その床ベロアに、銀面（革の表面）付きの栃木レザーのヌメ革を持ち手として使用した…

年末ですから…

東京の喧騒から離れて２年目の年末シーズン。ここ北埼玉は、あちこち車で動き回る人も増えてきますが、基本的に落ち着いています。そんな中で外にも出ずにひっそりと作業に没頭しているわけにもいきません。年賀状を出さねば…。今年も結局手彫りで版画にすることになりました。猿って難しいですね…

何とか今日中に年賀状を送ることができました。舎用車のパンダに乗って強風の中帰ります。久しぶりのパンダの車内落ち着きます。

訳あってホイールキャップを黒に戻しました。これでどノーマルパンダです。なんか良いかも。明後日はお楽しみです。

@fiatrusticaが投稿した写真 – 2015 12月 24 11:36午後 PST

今日ももうすぐ終わります。