kumosha hand stitched leather book cover bunko

生成りのブックカバー制作のお話しとリスシオのエイジング

連休少し旅にでる予定があり、ブログ更新が時間差になってしまいましたが、先週末Sさんからご依頼のブックカバーを制作させて頂きました。

ブックカバー1型文庫サイズとは

文庫本用ブックカバーです。植物タンニン鞣し革に麻糸で手縫いを施したシンプルなつくりです。本の厚みにあわせて調整可能です。

生成りと赤ステッチのブックカバー1型をつくる

使用する革は定番のミネルバリスシオの生成り(ボーネ)になります。型紙に合わせてパーツを切り出します。

切り出したパーツに刻印を打刻し、縫うための目打ちを施します。

Sさんご指定の赤の麻糸で手縫いします。

ブックカバー1型文庫サイズが完成しました。


半年間使ってエイジングされたブックカバー1型と比べてみます

比較的経年変化が強いと言われるミネルバリスシオ。はたして半年間使用したらブックカバー1型はどんなエイジングをされているのでしょうか。
ちょうど良い事に息子が日々学校に持ち運んでいるブックカバー1型がありますので、比べてみたいと思います。ちなみに使用状況は読書は毎日。学生カバンにそのまま直入れで傷なども気にせず使用しています。

比較的しっとりとして柔らかいリスシオも、使い始めは革の反りが出ますが、使って行くうちに本の形に馴染んでフィットしていきます。色もいい具合に飴色になってきています。傷は無数についていますが、革色自体が濃くなって気にならなくなっていきます。

そして日常の使用だけでこの艶になります。ワックスやオイルは全くいらないです。

この商品は購入いただけます

スキーの想い出

長男坊が中学生になるまでは、今の時期スキーに良く行ってました。子供との時間と言うのはあっという間に過ぎていくもんですね。

数年前のスキー場にて日焼け止めを塗られる娘。二人ともこんなに小さかったっけ。

Tetsuya Ishiharaさん(@fiatrustica)がシェアした投稿 –

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