赤い長財布2型をつくる

 

今日はMさんご依頼の真っ赤な長財布2型の制作に取り掛からせて頂きました。

 

長財布2型とは?

カードが6枚に、お札入が3か所、大き目のコインケース一か所のいたってシンプルな長財布です。コインを入れても広いコインケース内で広がってかさばりません。金具を一切使わず革の特性を利用した蓋でコインが落ちません。



 

真っ赤なミネルバボックスとミネルバリスシオのチョコ

通常長財布2型は銀面(革の表面)がスムースなミネルバリスシオを使用して制作しておりますが、今回は銀面にシボ(細かいシワ)の入ったミネルバボックスの赤(パパベロ)を使用することになりました。ミネルバボックスはリスシオと同じイタリアのバダラッシ・カルロ社で作られた牛革です。植物タンニン鞣しでオイル分を多く含みますので、しっとりとした感触があります。柔らかさを持った大変素晴らしい革です。

長財布の内装はミネルバリスシオのチョコ(カスターニョ)を合わせます。長財布の外側となるミネルバボックスの赤にはくも舎の刻印を入れます。パーツがすべて揃いました。


 

新しくなったカードポケットの手縫い

今回から長財布のカード挿し部分を改良版に変更しています。従来は直線的なポケットでしたが、斜めにカットすることによってカードの取り出しがスムーズになります。これはカードケースで採用したカットです。


糸はリネン糸『六花』の焦げ茶をセレクトします。コインケース部分のかぶせ蓋もコバを仕上げておきましょう。

 

仮組してみる

全体の雰囲気をつかむために、縫いあがった各パーツを仮組してみます。これはなかなかカッコいい色の組み合わせですね!


外側の赤いミネルバボックスを縫い付ける前に、早速コバ(革の切り口)を整えます。

今日はここまで。明日全体を組み上げて、コバ磨きすれば完成になります。

 

完成までの制作過程はこちら


 

明日が楽しみ

本日は8日。明日ちょっとした楽しみがあります。今からワクワクしております。

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がさごそ

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