赤いショルダーバッグ業務型SL特注品をつくる(パーツ作り)

 

今週からTさんからご依頼いただいたショルダーバッグ業務型SLの特注品の製作です。通常のトートバッグ業務型SLの構造とサイズを変更し、ショルダーバッグにするというものです。

 

革選び

柔らかい赤い革をご希望でしたので、浅草までぶらりと立ち寄ってみました。さむ~い朝早くからベスパで出発です。浅草をめぐるならこれが最強です。

害獣駆除でハンティングされた蝦夷鹿の革です。前からすごく気になっているのが柔らかくて軽い鹿革で、いつか製品化しようと思いつつ随分時間が経ってしまいました。散弾の跡や傷が至るところにある革なんで、きれいに使える部分は少ないんですが、割り切って傷を使うような大物カバンにしてみたいですね。ということで気に入ったので試しに1枚仕入れて見ました。仕入れたからには製品に…いつになるでしょうか。写真でこの柔らかさ伝わりますかね。

お次はこの革。シボが入った柔らかいフランス革です。とにかく鮮やかな赤。赤というよりも黄みがかった朱といったところでしょうか。そしてシボの美しさに見惚れてしまいました。今回はこれで作ってみることにします。こちらも仕入れてみました。

制作台に広げてみました。手持ちの赤の革サンプルを並べてみるとその鮮やかさが際立っていますね。

 

革の裁断

それでは革からパーツを抜いていきましょう。裁断は革包丁でスパスパと切り分けます。柔らかいと刃に吸い付いて来ますので、革包丁の刃はよく研ぎましょう。パーツはかなり大きめに裁断しました。


 

革の縫製

くも舎では基本的には手縫いのものばかりですが、業務型のかばん類についてはミシンでの縫製と強度を出したい部分だけは手縫いのハイブリッド縫製をします。たまにこのブログでも出てきますが、ジャノメの763が登場です。日々メンテナンスしていますので、調子はバッチリ。ものすごく重たいミシンですが、信頼性は抜群です。

ショルダーベルトの太さ、ショルダーベルトと本体パーツの結合方法の確認のため、端切れでサンプル縫いをします。これなら行けそうです。

ショルダーベルトを縫い上げました。幅は8cmと太めのショルダー紐です。内ポケットは大きめなものを付けたいとのご依頼がありましたので、カバン本体に縫い付けました。

残すところカバン本体の縫製とショルダーベルトの縫い付けです。今日はここまで。

 

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