生成りの耳つき肩かけカバンをつくる その2

引き続きWさんからご依頼の耳つき肩かけカバンの制作をおこないます。前回までの制作過程はこちら

生成りの耳つき肩かけカバンをつくる その1

耳つき肩かけカバンとは?

くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグになります。

制作過程

切出したパーツをそれぞれ下ごしらえしていきます。ロゴの打刻、コバ磨きから目打ちまで。手縫いで組み上げる手前までもって行きましょう。

ベルト類は小さいものも含めて全てのコバを磨きます。ヘリ落とし、やすり掛けからヘチマ磨きといつもの工程を進めます。

磨き上げたベルトとカバンのマチを組み合わせて、耳つきカバンの『耳』を作ります。使用するのは六花リネン糸の07白。生成りと白の定番の組み合わせです。

カバン本体にベルトループとカシメのベルトを縫い付けます。

次回は耳と本体を縫い付けていきます。

連休はずっと雨

なんだか秋らしくなって喜んでいたら、雨ばかりで滅入ります。旅したいと言い続けて数年。

 

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