碧い手縫いの長財布をつくる

昨日からTさんご依頼の長財布1型を制作しております。色は前回『革を切る』でご紹介したオルテンシアで、深みのあるブルーが何とも綺麗な革になります。

長財布1型とは?

カードが6枚に、お札入が2か所のシンプルで薄い手縫の長財布です。



碧いリスシオでつくる長財布1型

くも舎のイメージカラーのブルーにちなんでストックしてあったオルテンシアは、綺麗な色ですが意外とリクエストが無く出番なしでしたが、今回ようやく出番となりました。写真を見て頂ければ分かるとおり、染料で革の芯まで色を付けていますので、革の表情を隠さない透明感のある色の為、微かな色の濃淡があります。波打つ海の水面のようなとても美しい色です。これにくも舎のロゴを打刻してパーツを揃えます。

パーツは組み上げる前にしっかりとコバ(革の断面)磨きしておきます。カードポケットの薄い革も丁寧に磨きます。

磨き終わったらカードポケット部の手縫いを開始します。手始めにポケット中央の縫い目に補強の豚革を挟み込みます。

今回ご指定は黄色のステッチですので、しっかりとひと目ずつ手縫いしていきます。カードポケットのパーツが完成しました。

長財布の4方を同じ黄色のステッチで手縫いします。長財布はウマという挟む道具で固定して両手で縫います。

縫い上がりましたらコバ(革の断面)を丁寧に磨き上げれば完成になります。

碧いヌメ革の長財布1型完成です


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はたらく車

うちの舎用車フィアットパンダ30(Fiat Panda 30)は1982年生まれのイタリア車です。80年代の車は、樹脂パーツの多様化や、昔ながらのキャブレターからインジェクションに切り替わったりと革新された時代です。そんな中、80年代の車でありながら、うちのパンダは過渡期のモデルらしく全てが旧態です。エアコンも無い、ステレオも無い。エンジンも空冷ですしね…何にも無いから面白い車です。

眩しい日の出を本で隠す。

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