今日は本当に温かい一日でした。ここ北埼玉では珍しく、風もなくて、こんな日はゆっくり外で…なんて考えてしまいます。とはいえ、年末年始のバタバタで溜まっている制作を進めなくては。
と言うことで、今日はブックカバー(並)とトラベラーズノートカバー(並)を沢山作りました。
ブックカバー(並)をつくる
ただ今オーダーいただいているブックカバーの革を準備しておきます。床ベロアは栃木レザーの革を二枚おろしにした際に出る、裏側のベロアの部分の革です。天然の素材なので、繊維の詰まり具合も起毛の感じもそれぞれ個性があります。
チクチクと麻からできたラミー糸で手縫いしていきます。
ブックカバー(並)完成しました。切りっぱなしのシンプルな構造で、使い込むほど軟らかくなる起毛の風合いが楽しめます。
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トラベラーズノートカバー(並)レギュラーサイズをつくる
さて、次は最近急にたくさんのご注文を頂いている、トラベラーズノートカバー(並)レギュラーサイズの制作に入ります。いつものことながら、型紙に合わせてカットした床ベロア革をカットしてパーツの準備です。パスポートが入る切り込みを入れて、手縫いの目打ちをします。
手縫いでしっかりと縫い上げていきます。このステッチのラインがカバーの印象をがらりと変えます。
表紙が入るポケット部分もシンプルなループ縫い(自称です…)できちっと縫い停めます。
こちらのふたつはゴム紐付きです。赤のラインが一本入るわけです。トラベラーズノート純正のカバーはこの方式でゴム留めしますから、イメージはピッタリですね。
トラベラーズノートカバー(並)が完成しました。まずは、たまたま制作室に在庫があったワインレッドの床ベロア革を使用したタイプです。モンブランの万年筆を差し込みたいとの事で、ペンホルダー部の切欠きを深めにしています。上品な色ですね~。
こちらは黒×赤ステッチ×赤ゴム紐と、灰×赤ステッチ×赤ゴム紐バージョンになります。赤いラインがアクセントになっています。
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少し調子の悪い舎用車のフィアットパンダ30『トレンタくん』が入院中ですので、サブ舎用車のベスパが大活躍です。温かくて最高のベスパ日和でした。
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