紺×赤ステッチのトラベラーズノートカバー
今日は最初にHさんご依頼のトラベラーズノートカバー(並)の制作を行いました。ご希望は紺の床革に赤いステッチ。さあどうなるでしょうか?
栃木レザーの床革の紺は表側は紺色になりますが、床面の方は若干淡くなりまして、光の加減で青くみえたり、グレーに見えたりととても上品な色です。この床革に目打ちとパスポート用の切込みを入れて手縫いの準備をします。こないだワークショップをやったばかりなのでなんだか変な感じがします。
チクチクと手縫いしていきまして、随分写真も端折ってしまいましたが、早速ループ縫いです。これを4箇所行いますともうすぐ完成です。
あっという間に完成です。早速パスポートとトラベラーズノートが入るかどうかのチェックを行いまして、バッチリでした。
Hさんどうもありがとうございました。大変お待たせいたしました。
続きまして、冬のワラーチづくり
さて次はとても久しぶりのワラーチづくりにとりかかりましょう。え?冬に?とお思いかもしれませんが、こちらはYさんからのご依頼です。
厚めの栃木レザーの床革をYさんの靴のサイズにあわせてカットします。
指の股に来る輪っかを取り付けてキッチリと貼りあわせ、綺麗に周りをカット。整えてからワラーチの紐を通す穴を開けます。
コバ(切断面)の面取りをして断面を緩やかに加工していきます。
床革表面にヤスリをかけて起毛させていきます。これをすると足へのあたりが滑らかになってとても気持ちが良いのです。
ワラーチの紐をつけて完成です!
本日お2つ発送させていただきます。
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トラベラーズノートカバー(並)
ミドリさんのトラベラーズノート専用のカバーです。純正カバーにあったらいいな。。。と思った機能を3つだけ。素朴でシンプルなデザインイメージを壊さずに加えました。
歩くためのサンダル。ワラーチ2
メキシコ山岳部のタラウマラ族は古タイヤと革ひもだけで作ったサンダル、ワラーチで山道を何時間も走り続ける走る民族だそうです。くも舎のワラーチは特厚革をベースに、足にやさしくフィットする鹿革の紐を組み合わせて作ってみました。
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