ちょっと大変な1日
こんばんは。今日はワークショップ前日。制作を一旦ストップして1日ワークショップの準備でした。本来なら昨日からやっても良かったんですが、なぜこんなに余裕を持っていたかといいますと、秘密兵器が有ったからです。この余裕が大変な事になるとは…
今回のワークショップでは筒型のペンケースをつくりますので、直径50mmの丸いパーツがたくさん必要になります。今までは革にケガキ線を書いて、その線にそって革ハサミでカットしていたのです。これが結構時間がかかります。そこでネットで探してみると、アーチ型・穴あけポンチなる便利工具を発見。値段もそこそこだったので早速注文したのでした。
数日後、家に届いたズッシリした小包が届きました。期待に胸をふくらませて作業場へ。重量感のあるポンチを取り出し、おもむろにサンプルの革を打ち抜こうとしますと、全く手応えがありません。なに!?と思いまして、いつもの打ち台の下に敷いているフェルトを取って、重いショックレスハンマーでかなり強烈に叩き付けても、丸い痕が付くだけ…。
刃を見ると一見研いでる風では有るのですが、刃先が光ってるではありませんか。つまり刃先が丸いということです。今まで穴あけポンチを買って、研ぎが甘いなぁというものは有りましたが、全く研いで無いのは初めて見ました。一瞬頭のなかが真っ白になって、ハッと我に返り、明日に迫ったワークショップを思い出し、これは研いでる暇はないと判断しました。
で…革に丸い痕を付ける道具となったのでした。
ハサミでチョキチョキ。
午前中に終わらせようと思っていた準備が4時位までかかってしまいました。
時間計測のため、練習でペンケースを2個つくりました。明日は大丈夫そうです。
【タイトル】栃木レザーでつくる床革ペンケース
ロールタイプのペンケースを手縫いでつくるワークショップ。
傷や汚れに強いカラフルな栃木レザーの床革を使用します。
革と麻糸は用意した沢山の色から自由にお好みでお選びいただけます。
本体とベルトの色の組み合わせも楽しめます。
裁断済みの革を、手縫い針とカラフルな麻糸だけで手縫い。
希望者はミシン縫いで難しい立体的な手縫いにも挑戦できます。
また、ちょっと不安という初心者のために、直線縫いだけの平面的なペンケースに変更することも可能です。
初心者でも気軽に革手縫いの基本を学ぶことができます。
<注意事項>
*入荷状況によりご希望の色の床革が欠品している場合があります。何卒ご了承ください。
*10分以上遅刻されますと、受講をお断りする場合が御座います。
*ご予約後、キャンセルを承ることはできませんので予めご了承下さい。
<主催;くも舎 石原てつや>
旅と生活をテーマにした一生ものの皮革木工房『くも舎』を運営。
良い素材を手縫いでひと針ひと針丁寧に作っています。
<備考>
*開催日程があわない場合、2名以上の参加予定者がいれば、お問い合わせ下さい。
場合により、別途日程を設けて開催することが可能です。
*クレジットカードをお持ちでない場合、メールでのご予約も承っております。
ご予約を希望される場合、support@makers-base.comまでご連絡下さい。
参加費:会員:4,320円 一般:4,320円
2015年3月29日(日) 13:00〜15:30
2015年3月29日(日) 16:00〜18:30
2015年4月11日(土) 13:00〜15:30
2015年4月11日(土) 16:00〜18:30
2015年4月19日(日) 13:00〜15:30
2015年4月19日(日) 16:00〜18:30
お申し込みは下記 Makers’Baseさまウェブサイトにて!
https://makers-base.com/event/detail?event_id=288
【場所】
Makers’Base
東京都目黒区下目黒2-5-12
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