ヌメ革の手縫いカメラストラップをつくる

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今日は朝から大雨でしたが、午後からはカラリと晴れあがって変な天気でした。折角晴れたのにポカポカ陽気かと言えば違くて、次は強風と言う何とも激しい一日でした。
さて、今日はMさんからご依頼の、栃木レザーで作るヌメ革の手縫いカメラストラップをおつくりしました。早速レポートします。

灰のヌメ革を用意

今回は栃木レザーのオイルヌメ、灰色を使っておつくりしていきます。厚手のヌメ革にケガキ線を入れて、革包丁でまっすぐカットしていきます。革包丁は研ぎたてで切れ味抜群。気持ちよく切れます。
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灰色の革にカーキのラミー糸を合わせます。ラミー糸とは麻糸の一種で、苧麻の繊維で出来た大変丈夫な糸です。適度な光沢がありますので、今回使用したカーキのラミー糸は一件金にも見えます。縫い合わせる前にあらかじめ『くも舎』のロゴマークを打刻しておきます。
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手縫いで肩当てのパーツを縫い上げていきます。厚みが良い感じで、使った時の肩への感触は最高です。
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ベルト系の商品で一番手間がかかるのがコバ(革の断面)磨きです。小さなパーツひとつひとつにヘチマで磨きを入れておきます。

ループのパーツも手作りです。小さなパーツですが、しっかりと手縫いで仕上げます。

先ほどつくったループのパーツを本体に縫い付けていきます。

カメラに直接あたる部分には、傷防止用のカバーが有効です。
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カメラストラップ完成!

ついにMさんのカメラストラップが完成しました。明日各部チェックし撮影後発送させていただきます。
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この商品はご注文いただけます。

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