9月も末になりましたが、日中はぐんぐんと気温が上昇して、どうやら気温が30℃を越えているようです。あっという間に秋が来たと思っていたら、まだ夏の気配がしますね。今日はIさんからご依頼の手提げかばんを試作していました。
色々と入るカッチリした手提げかばん
今年は車系のイベント参加を控えているので、周りでイベントの報告など見て「いいなぁ…」としみじみしていることが多いですが、そんな中Iさんから電話がありまして久々に会うことに。色々とおめでたいお話を聞いたりして盛り上がり、最終的には手提げかばんを作ってみることになりました。
手提げかばんの基本的な条件としては、『書類でもなんでも出し入れしやすい』『自立する』なのですが、これらの機能を『シンプルなデザイン』で包みたいという事で決まりました。
ジウジアーロの機能美
以前何度もデザインのモチーフとして登場しつつも、いまだに商品化を果たせていないのが、フィアットパンダのハンモックシート。布を二本の棒で吊るすというシンプル極まりないデザインですが、シートアレンジの自由度を実現しています。これぞまさに『機能美』。
かばんを自立させたいという要件がありますので、マチの構造がハンモックにはなりませんでしたが、かばん本体を支える棒が持手を兼ねるデザインのベースが出来上がりました。棒は好みによって差し替えられるという楽しみ方もできます。ただし、使用中に棒がすっぽ抜けないための機構は考え中。
早速試作開始です
大まかなサイズを割り出して革包丁で各パーツを切り出していきます。
大まかにパーツが揃いました。目打ちや角の丸みつけなどをしておきます。
手縫い開始です。まずは持手部分の輪っかをつくり、その後でマチのパーツを縫い上げていきます。
マチパーツが縫い上がったら本体の縫い上げ開始です。
はたしてどんな感じに仕上がるのでしょうか?続きはこちらへ
日が短くなってきました
秋は車イベントが本当に多くてウズウズしますが、今年は我慢の年。近所のドライブで乗り切ります。舎用車のトレンタくんことフィアットパンダ30。空冷エンジンには一番いい季節です。
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