昨日のお財布に続いて、今日は履き物系という事でKさんからご依頼の青ひげ改『銀鼠(ぎんねず)』を制作しました。
青ひげ改とは?
青ひげ改はキャンバススニーカーの定番『青ひげ』の弱点①かかと部分の破れ②ベロ部分の落ち込みを補うべく、革パーツで使い勝手や補強を施したスペシャル版『青ひげ』です。
青ひげ改開発のお話はこちら
今回お作りするのは青ひげ改の夏季限定版ライトグレーの『銀鼠(ぎんねず)』です。
紺革で補強
早速青ひげのライトグレーを用意します。一見通常の白い青ひげと違いが無いように見えますが、ディテールに違いがあります。まず、ベロがキャンバス1枚で薄く、カカトにある青ひげロゴがプリントではなく、しっかりと刻印されています。そういえばもう一つの限定版『黒ひげ改』も違いがあるんですよね。何で違うのかは不明です。
『銀鼠(ぎんねず)』は革色を生成りと白で設定しておりましたが、K様からのご依頼で紺革でお作りすることになりました。まずは中敷きを外してベロをグイッと前に倒したら、補強の革パーツを切り出して準備します。
ベロが薄いお蔭で針の通りが非常に良いです。しっかりと白のラミー糸でパーツを縫い付けます。
カカトパーツも縫い付けます。いつも通りカカトのカーブに合わせてしっかりと革を合わせます。
ちなみに、通常の生成りバージョンはこちら
真夏になる前に
梅雨なのに暑い日が続きますが、今日は曇りがちでやや涼しめ。配送手配の帰り道にちょっと寄り道です。コンビニで買ったアイスコーヒーを飲みながらしばし休憩です。
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