ミニマリスト財布1型の通常版とAirTag 対応版をつくる

今日はSさん、Hさんからご依頼のミニマリスト財布1型とAirTag内蔵型の制作です。

ミニマリスト財布1型とは?

アルミブロックから1つずつ精密に削り出して作られた、Decadent Minimalist(デカデント・ミニマリスト)にコインポケットと札ポケットを拡張するユニット財布です。「いざという時に現金が必要」という方に。完全なキャッシュレスは難しい人のためのミニマルなお財布です。コインは999円。お札は2枚程度収納することが可能です。


ちなみにAirTag 対応版はこちらのように使用します。

制作過程

今回制作するのは黒革と紺革を使用したミニマリスト財布です。今回制作するのは2つですが、もうひと方オーダーを頂いておりますので、あらかじめ3つ分カットしておきます。

前回のウォッチストラップでも説明しましたが、イタリアンハードの紺は深みのある濃紺です。光の当たり具合や、革の曲がり具合で青みが出てきます。下の写真の一番上が紺になります。

Decadent Minimalist以下DM1に装着するためのカード部分の下ごしらえをしておきます。穴が開いているのはAirTag対応版です。

パーツ切出しと目打ち、打刻を終えております。必要な部分はコバ磨きしておきます。プリムの挽物ホックを取り付けてカードと連結。さらにコインポケットを縫い上げます。

黒革の方は六花リネン糸の01黒。紺革の方は26深緑で縫います。

お札のポケットを縫い上げれば、後はコバを仕上げて完成となります。下の写真はちょうど縫いあがったところです。左が紺革のAirTag対応版です。右の通常版と比べると少し厚みがあります。

明日検品と写真撮影をすれば完成となります。

 

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