紐が重要なワラーチ
走るためのサンダルワラーチで一番重要なパーツが紐です。紐一本で足とサンダルを密着させ、三次元のズレをしっかりと止める役割を持っています。ここは皮革木工をうたっている、くも舎としましては革で行くしかないと思いまして、6mm幅の黒ヌメ革で行くことにしました。そのままでは堅くて足に負担をかけるので手でしっかりと揉みこんで繊維をほぐします。
そして紐の先端を半分の厚さに漉いておきます。
指の股にあたる部分に穴を開けて紐を通し、親指の付け根の方に伸ばしてゴムのりで固定します。指の股の穴は靴底まで貫通させず、靴底側を貼り合わせます。これで鼻緒の結び目が接地することが無いので紐が切れることはありませんし、親指の付け根に伸ばした紐先のでっぱりがしっかりとフィットします。
これで完成です。あっという間ですね。そして紐を結んで置けば履くときも素早く履けます。
夕方走って(歩いて)みます。ちゃんと出来てるかちょっと心配です。
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