やっと来た杉足場板。
フォトグラファーのTさんから撮影用天板の依頼がありまして、くも舎初の木工制作となります。ご希望は古材を使った木製の天板です。そこで撮影スタジオなどでも床材にしたりする杉足場板を使用した天板づくりをすることになりました。しかし、昔は結構すぐに手に入った足場板ですが、ここのところ人気が出ているのか値段も高くなってるし、業界的にも品不足に陥っているらしく入荷も遅くなってしまいました。そして何とか入荷にこぎつけました…
ペンキの垂れた後や、錆の跡、傷がこの材の年月を物語ってますね。全体的に状態の良いものが入荷できました。
雨が続く…
くも舎の製作所はとても小さい部屋なので、革製品を作るにはまあ大丈夫なのですが、今回の大きな天板や家具を作るには屋外で作るしかありません。それがここ連日のシトシト雨。組み立てる前に室内で出来ることをやっておくことにします。まず材料の選別と切り出しをしました。
奇跡の晴れ!
昨夜寝る前に天気予報をチェックすると奇跡的に明日は晴れ。しかし夕方になると台風の影響で雷雨との予報でした。これは何とか雨が降る前に出来るところまでやらねば。
朝!くもは多少ありますが、晴れています。しかし、子供の体調不良で病院へ送り迎えしたりしてしまい、少々時間のロス。まあ、こればかりは仕方ありませんね。早速天板の組み立て開始です。
足場板は反りが有ったりしますので板と板の間にダボを打ち込み固定します。
板同士をまとめるために両端に板を当てます。
だんだん日も傾いてきました。汗ダラダラですが頑張ります。
表面や、角にサンドペーパーをかけて滑らかにしていき、ペンキや錆の激しい部分は消してしまわないように注意しながら擦っていきます。あまり擦りすぎてしまうとせっかくの古材のテクスチャーが失われますので適度にかけます。ここで時間切れ。ちょっと涼しくなると蚊もたくさん襲来してきて雲行きも怪しいので天板を雨がかからない倉庫に移します。
次回晴れの日に塗装にかかります!
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