今日は3連休だったようですが、お休みは取らずTさんのトートバッグ制作を開始しました。午前中は子供たちの行事で潰れてしまいまして、午後からのスタートです。持手の革を切り出します。持手部分は一番革の繊維が密になっている背中の部分から切り出しています。縫うとしっかりとコシのある持手になります。
持手の二本とも革を折り曲げながら、一直線に手縫いします。選択したのは白のラミー糸です。赤茶×白のベーシックな組合せです。途中途中で目の順番を確認しながら黙々と縫います。縫いながら色々な事を考えるんですが、この時間にいいアイデアがひらめくことがありますので、大事な時間なんです。
一本縫い上がったら、糸の始末をしておきます。しっかりと糸止めしますのでまず解れることはありません。
二本とも縫い上がりました。軽く曲げたりしながら、より曲げた時に美しい方向にクセを付けておきます。
コバの合わせ目の段差を革包丁を使用して均していきます。この作業をやったら今日は終了です。
明日は持手の仕上げと、本体の制作に取り掛かります。
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