kumosha hand stitched leather note cover Hobonichi Weeks

ほぼ日手帳WEEKSカバーをつくる

相変わらずのネイビー人気です。今日はTさんからご依頼のほぼ日手帳WEEKSカバーをお作りしました。

ほぼ日手帳WEEKSカバーとは?

イタリアン・バケッタレザーを使用した、ほぼ日手帳WEEKSサイズ専用のカバーです。
(機能その1)ペンホルダーをカバーの端っこに標準装備。ラミーのサファリも余裕で入る大きさです。斜めに切り欠いたペンホルダーはペンの頭が飛び出なくてスッキリです。
(機能その2)内ポケットを標準装備。カードや切符、チケットなどをちょっと挟んでおくのに便利です。色を変えてバリエーションを楽しむことができます。

ほぼ日手帳WEEKSカバーは、折り曲げる部分の縁のステッチを廃すなど、ちょっとずつブラッシュアップされています。これについては後程。
まずは革の切り出しからスタートです。おや、ちょっと写真の色味が変です。2009年式のライカもどきルミックスGF-1も調べてみると85,000ショット。もうじき寿命かもしれません。

折り曲げる部分は床(革の裏面)面を革包丁で漉きます。水色の数字は、使用しているミネルバリスシオのデシ表示です。これは綺麗に落とします。

カード挿しを仕上げます。床(革の裏面)面はガラス板で磨き上げて、コバ(革の断面)もヘチマで綺麗に磨きます。

手縫いする前に磨けるコバは磨いてしまいます。

ご指定のこげ茶のラミー糸で手縫いしていきます。

縫い上がりました。あとはヘラでポケット部分などをクセ付して、カードや手帳が入りやすいようにします。

革同士を縫い合わせた場合、コバがわずかにズレます。そのずれを革包丁で削って均し、あとはいつものコバ磨きで丸みを持たせていきます。

ほぼ日手帳WEEKSカバーが完成しました。
kumosha hand stitched leather note cover Hobonichi Weeks

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