六月なのに室内気温40度の猛暑がやって来ました。クーラーなしではすでに辛い制作環境になっております。
夏も本番になる前に履き物関係の依頼品を仕上げています。まずは青ひげ改から。
青ひげ改とは?
青ひげ改はキャンバススニーカーの定番『青ひげ』の弱点①かかと部分の破れ②ベロ部分の落ち込みを補うべく、革パーツで使い勝手や補強を施したスペシャル版『青ひげ』です。
青ひげ改開発のお話はこちら
定番の白青ひげに生成り革パーツ
一気に3足の青ひげに革パーツを縫い付けて、青ひげ改完成。
青ひげ改の洗い方
青ひげなど、白キャンバスのスニーカーは青ひげ改に限らず、水洗いできるのが魅力です。ただ、普通に洗うと100%キャンバス地が黄ばんでしまいます。黄ばみを防ぐにはどうすればよいか実験しましたので下記ご覧ください。すでに黄ばんでしまったスニーカーにも有効です。
まずは普通に洗います。当然黄ばみます。
黄ばんでしまった青ひげを真っ白にします。
さて、お次はワラーチ3の制作です。
歩くためのサンダル。ワラーチ3とは?
メキシコ山岳部のタラウマラ族が古タイヤと革ひもだけで作ったサンダルを参考に、普段街中を『歩くためのサンダル』に特化させて、丁寧に手作りしたのがくも舎のワラーチ3です。特厚革をベースに、手揉みで柔らかくしたカラフルな牛革紐を組み合わせて、足をしっかりホールドします。一本の革紐から生まれる開放感を楽しめます。
墨色と檸檬色のワラーチ3をつくる
2足のワラーチ3を制作しました。厚手の牛革に鼻緒を付けて足型にあわせて手作業で一足ずつくり抜きます。最後は全体を起毛させて革紐を付ければ完成です。
梅雨が開けました
スッキリとした晴れが続き、天気予報では梅雨が明けたとの事。これから暑さ本番です。舎用車のエアコンなしパンダ(Fiat Panda 30)はさすがに辛い季節になりましたので、最近はベスパ。風を切りながらトコトコ走るにはいい季節です。ヘルメットの中は大変ですが…
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