耳つき肩かけカバンをつくる その1

本日からOさんからご依頼の耳つき肩かけカバンの制作をスタートしました。

耳つき肩かけカバンとは?

くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグになります。

制作過程

今回使用するのは生成りビンテージとなります。エイジングが進んで艶と飴色になった感じの加工を施しています。下の写真はイメージですが、左がビンテージで右が通常の生成りとなります。

型紙からケガキ線を入れ、革包丁でパーツを切り出します。

切り取ったパーツ類にビンテージ加工を施して、磨けるコバは今のうちに整えておきます。

ベルトの一本一本全てのコバ磨きを終えて、刻印の打刻と手縫いの目打ちを施して下準備は概ね完了です。

そろそろ普通に旅ができるようになるんですかね

コロナで随分私の旅に対する向き合い方も変わってきました。今年の春こそは旅を満喫したい。

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