トートのパーツづくりから
Nさんのトートバッグ、今日は持ち手と内ポケット作成をしました。
ポケットのベースとなる革の中央にくも舎の刻印を打ち込んで、先に磨けるコバ部分(切った断面)は磨いてしまいます。
この赤茶の栃木レザー、厚みは有る方ですが、まっすぐにきちんと磨くために作業台の端っこを利用してヘチマで磨きます。
菱目打ちで直線の穴を開けて…
丸みをつけながらラミー糸で手縫いしていきます。使用しているラミー糸はラミノさんのロウ付糸なのですが、薄らとしかついていませんので、しっかりとロウを付けてから縫っています。
なんだかんだ言って他の糸も試してみましたが、強度、ツヤ、色が一番いいような気がします。
3:2:1の分割ポケットがとりあえず縫い上がりました。革の弾力があるので縫うのに力が必要です。
ポケットの底の部分を縫います。底に紙などが挟まってしまわないように、ふっくらと縫います。
はい、内ポケットひとつ目、あとは周りを磨けば完成です。
明日はもう一つの内ポケット、ベルトを仕上げて、本体に縫い付けまで行こうと思います。
夕方。空もすっかり秋めいてきました。気温はまだまだ暑いですが…
トート持ってパンダで旅行に行きたくなってきました。
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