歩くためのサンダル。ワラーチ3をつくる

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先週末土曜日日曜日と仕事を一旦お休みしまして、1年ぶりに浜名湖に行ってまいりました。2008年から毎年開催される、フィアットパンダのお祭りに参加するためです。わたしも第1回から、実行委員の一人として今回第9回のパンダリーノまで毎年休むことなく参加しております。
今年も舎用車の空冷パンダ『トレンタくん』は文句も言わず往復600kmを元気に走破してくれました。普段はめったに見かけないパンダも、この日ばかりは沢山あつまります。

パンダ沢山

@fiatrusticaが投稿した写真 –

さあ、ワラーチ作ろう

楽しい時間もあっという間に過ぎて、月曜日から仕事開始!月曜日はウェブの方のお仕事をみっちりやって、火曜日はワラーチづくりです。大きな半裁特厚の栃木レザーに、ワラーチの型紙で足形をつけていきます。こうして見ると壮観ですね。
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間を随分端折ってしまいましたが、鼻緒を付けて2層に貼り合わせた後で足の形に革包丁でカットしていきます。よく、型抜きしたら楽なんじゃないの?と言われるんですが、綺麗に型抜きした革を『綺麗に』ピッタリに貼りあわせる方が難しくて、結局これが一番きれいで速くできます。
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革包丁で抜いたばかりのワラーチをご覧ください。どうです?この曲線。切り口もばっちりエッジがたって垂直で惚れ惚れしますね。これも綺麗に研いで切れ味抜群の革包丁の賜物です。
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抜いたワラーチはヘリを落としてから表面のベロアを起毛させてふんわりした感触に仕上げていきます。今年から発売開始したビブラム底の場合、裏面のビブラムもヘリを落として整えます。
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打刻して本体が完成しました。まあ、打刻したところですぐに消えてしまいますが…
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牛革紐を結びつけてワラーチ3の完成です。
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この商品は購入いただけます。

おまけ
ワラーチのセッティング編

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