コインケース2型を完成させる
今日は昨日までのコインケース2型の続きです。コバの仕上げ作業に取り掛かりました。
昨日までの作業はこちらへ
Aさんの特注品、イタリアンレザーの『ブッテーロ』でつくる手縫いのコインケース2型の完成です。
この商品は購入いただけます
コインケース△をつくる
続きまして、これまたOさんからご依頼のコインケース△です。こちらも『ブッテーロ』の無染色の生成りで制作です。革をカットして、ロゴマークを打刻した後、コバ(革の断面)を磨きます。
白のラミー糸でしっかりと手縫いします。縫い上がったらコバの合わせ目を革包丁で均し、コバの仕上げです。
新しい革の登場です
色々終えて、次なる制作物の準備に取り掛かります。イタリアで鞣された革『ミネルバリスシオ』です。ブッテーロと比べると銀面(革の表側)がマットな質感で、柔軟性がありソフトな印象です。クルリと巻くと「キュッ」と音がします。鳴くというそうです。
今年に入ってから革の銘柄指定が多くなってきました。新しい革との出会い楽しませてもらっています。
床(革の裏面)面には革の大きさを表すブルーの刻印が入っています。
床(革の裏面)面の色が急に変わっていますが、心配は要りません。工場での漉き工程で革一枚をいっぺんに漉かないため、この様な模様が出ます。
そろそろ出番ですね。