紺のトラベラーズノートカバーをつくる

あっという間に1月が終わり2月がはじまりました。
先日の雪も溶けきらないうちにまた雪予報です。こんな日は制作室で引っこんでいるに限ります。

今日はYさんからご依頼のトラベラーズノートカバー1型をつくりました。

トラベラーズノートカバー1型とは?

トラベラーズノート用のノートカバーです。植物タンニン鞣し革にラミー糸で手縫いを施したシンプルなつくり。太めのペンもしっかり収納できます。パスポートを差し込む事が出来ます。
ゴム紐つきで挟めるリフィルが増やせます。カバーのバインドも可能です。

紺のトラベラーズノートカバー1型レギュラーサイズをつくる

紺のミネルバリスシオを革包丁でカットします。ネイビーは一見黒に見えますが、光の加減で上品に青みがかった紺色が浮かび上がります。

手縫いのための目打ちと、パスポートを差し込むための切り込みを入れて、折りこむ部分を漉いておきます。

今回は色番グレーのラミー糸で手縫いしていきます。


紺のトラベラーズノートカバーが完成しました


半年ほど使用している生成りのトラベラーズノートカバーと並べてみました。リスシオの生成りは経年変化していくとクッキーやビスケットのように見えますね。

この商品は購入いただけます

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Comments

“紺のトラベラーズノートカバーをつくる” への2件のフィードバック

  1. なかむらのアバター
    なかむら

    パスポート入れポケットやペン差し入れがあったりと実用的で良いですね!
    革の裁断の時に敷いている方眼の板は理由があって使用しているのですか?
    方眼があるから真っ直ぐ裁断しやすいのかなと思いました。

    1. コメントありがとうございます。このトラベラーズノートカバーは、自分で使って行きついた形です。方眼のマットは大まかなサイズを測ったりするのに何かと重宝します。制作がはかどります。

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