leather document case A3 with teak wood handle photographer artists portfolio presentation case

生成りの棒つき手さげカバンA3が完成しました

再び真冬の寒さになって、小雨もパラパラ。どうやら今夜かるく雪が降るそうです。とは言え気持ちはもう春モードです。そろそろ商品の入れ替えをしなくてはなりませんね。ワラーチだけですが…
さて、Мさんからご依頼いただいていた、生成りの棒つき手さげカバンが本日完成しました。

棒つき手さげカバンA3とは?

厚手の植物タンニン鞣し革と麻糸の手縫いでつくった、しっかりと自立するシンプルなハンドバッグです。持手は家具などにも使用されるチークの無垢材を使用しています。A3サイズの書類などがすっぽりと入ります。無駄な飾りの無い素朴なハンドバッグです。

パーツを縫い合わせます

本体部分のチーク材を差し込む部分を白のリネン麻糸で縫います。ブッテーロはコシの強いヌメ革なので、折り曲げても硬くて戻ってしまいそうです。


マチのパーツを手縫いしていきます。3方をチクチクとひと目ずつ縫っていくのですが、平面ではないうえ、部分的に硬いブッテーロを3枚いっぺんに縫う部分もあり、針を通すのが大変で指が痛くなってきます。気の遠くなるような作業ですが、音楽を聴きながら縫っていればそのうち必ずゴールを迎えます。


あと一息です。だんだんとカバンの形になっていきます。

部分的な写真で良く判りませんが、ようやく縫い上がりました!とりあえずひと休みです。

ラストスパートです。縫い合わせたコバ(革の断面)を整えていきましょう。革包丁で平らに均して、ヘリ落としから、やすり掛け、ヘチマ磨きといつもの工程に入ります。


最後の最後にチークの無垢材の長さを整えてから、小口を削って丸みを付けておきます。

生成りの棒つき手さげカバンA3の完成です


この商品は購入いただけます

パンダリーノ2018にフリーマーケットで参加します!

くも舎としては初めて、5/27に開催される、日本で最もフィアットパンダが集まる日『パンダリーノ2018』に参加することになりました。当日はほぼパンダリーノだけの限定商品を販売しようと思っております。詳細は少しずつブログにて紹介したいと思います。

下道でトコトコ向かって、夜は温泉→車中泊。初のフリマ参加です。

Tetsuya Ishiharaさん(@fiatrustica)がシェアした投稿 –

こんな記事も読まれています。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください