Eさんからご依頼いただいた、黒革と生成り革のコンビネーションのトートバッグ2型を引き続き進めていきます。
前回までの制作過程はこちらです
トートバッグ2型とは?
厚手の植物タンニン鞣し革一枚革と麻糸の手縫いでつくった、しっかりと自立するシンプルなトートバッグです。肩にもかけられる長さの持ち手は丸みを帯びた筒状にして手縫いしましたので、手に持った時の指へのアタリがソフトでしっかりした印象を与えてくれます。
制作過程
切出したトートバッグの本体を縫い上げる前に、しっかりとコバ磨きしておきます。ヘリ落としとやすり掛けでヘチマ磨きです。
本体は生成り革に近い色の六花リネン糸05薄茶で縫うことにします。側面はトートバッグ2型の標準仕様で二重ステッチを入れます。
側面が縫いあがりましたので、マチを縫います。こちらは外縫いです。
縫いあがったマチはコバを整えてから、しっかりと磨き上げておきます。これでトートバッグ2型の本体パーツは完成となります。
残すところあと一工程です。次回持ち手と内ポケットをくも合わせれば完成となります。
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