黒革の耳つき肩かけカバンをつくる その3

Sさんからご依頼の耳つき肩かけカバンの制作を引き続き進めています。

前回までの制作過程はこちら

黒革の耳つき肩かけカバンをつくる

黒革の耳つき肩かけカバンをつくる その2

耳つき肩かけカバンとは?

くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグになります。

制作過程

かぶせ蓋の制作を進めます。まずはサドルバッグの名残のベルトループを背面に縫い付けます。

カバン本体とかぶせ蓋を先に縫い合わせて、カバンを組み立てておきます。

かぶせ蓋にベルトを縫い付けてギボシ用の穴を開ければ、耳つき肩かけカバンの本体は完成となります。

 

本当にイタリアンハードの黒は艶といい、革のハリ感といい、ビシッとした良い色ですね。柔らかなイメージの耳つきカバンがカッチリと仕上がりました。ステッチとのコントラストも最高です。

残すところ肩かけのベルトの制作です。年内は大掃除などありますので、きりの良いところで終了です。

こんな記事も読まれています。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください