ヌメ革の手縫いカードケースをつくっています

 

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朝方めっきりと冷えてきましたね。秋も深まってきました。更新が遅くなってしまいましたが、Iさんからご依頼のカードケースをおつくりしていました。

キャメル×赤ステッチのカードケース

ご希望の革は栃木レザーのキャメル。そちらに赤のラミー糸を組み合わせて制作させて頂く事になりました。早速キャメルのレザーを準備してカットします。革包丁はいつもの研ぎを済ませた後で切れ味抜群で気持ちよいです。
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栃木レザーのキャメルはとても味のある色です。黄色がかった茶色で、滑らかな銀面が何とも言えません。
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作業前のクリーム塗布。そして床面(革の裏側)をフ糊とガラス板で磨きます。

 

手縫いして組み上げる前に、あらかじめコバ(革の断面)を磨きます。数度磨いていくと、断面が滑らかになり少し飴色に変わります。特にキャメルや生成りのレザーになりますと、このグラデーションがきれいに出てきます。
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各パーツの準備は整いました。これからいよいよ手縫い開始です!
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赤いラミー糸でひと目ずつ縫っていきます。ラミー糸は苧麻(ちょま)の繊維から出来た糸で、使用しているラミー糸は絹のような艶があります。こちらの糸に蜜蝋でロウ付けしてから縫い上げていきます。
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縫い上がりました! 縫いたては革の弾力性があり、曲げに対して反発する力がありますので、ポケット部分が盛り上がっています。使用していくうちに、だんだんと形が馴染んでいくのが、革という素材の面白いところです。
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とりあえず今日はここまで。

 

ほぼ毎日、舎用車のパンダ『トレンタくん』で日々の用事をこなしています。トレンタとはイタリア語で『30』と言う意味です。イタリアフィアット社のパンダ30という車なので、そういう名前になりました。縦横無尽に走る働き者です。
制作室に籠っているとどうしても外の世界へのアンテナが鈍ってしまいますが、トレンタくんに乗っているだけでも外の色々な事を受け取ることができます。

今日も晴れました。秋が深まってきましたね。

@fiatrusticaが投稿した写真 –

 


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