青ひげ改とワラーチづくり

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雨やんだ!

今日も相変わらずの雨。まあ、梅雨らしいと言ったらそうなのですが、舎用車パンダのトレンタくんが不在の今、唯一の救いがベスパ。市役所や郵便局に行くのにベスパ乗っていきたいなと思っていたら、雨が止んでいました。久々のベスパはやっぱり気持ちがいいですね。

梅雨の合間。市役所寄って荒川へ。

@fiatrusticaが投稿した写真 –

青ひげやらワラーチやらをひたすら作る

先週から徐々にペースを上げながら青ひげ改やワラーチの制作を行っております。このブログがアップされる前に届いているものもあるかもしれません。みっちり作業していると、ブログを書く気力まで残っていないため、まとめてご報告いたします。

で、登場したのは青ひげです。箱から出したばかりでピカピカの新品です。
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ベロのループとかかとのパーツを手作業で縫い付けます。今回は生成りが2足。白いラミー糸でしっかりと手縫いしています。


お次はワラーチです。
特厚の床革に足型を当てて印をつけてカットします。
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貼りあわせの時間などタイミング勝負なので写真が撮れていませんが、鼻緒を付けて上のパーツと底のパーツが一体になった状態です。
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何度も言っていますが、くも舎のワラーチはすべて手作業でくり抜いています。曲線をカットするにはかなりの力がいります。

綺麗にくり抜けたら、角をヘリ落としで落として、側面のコバ(革の断面)を整えていきます。これらもすべて手作業で進めていきます。機械でやったら早いんでしょうけど、結局メンテナンスに時間がかかりそうなので…
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ワラーチ本体の革を起毛させて肌触り良く仕上げれば、後は紐を通すだけになります。
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なぜだか去年と違って紐色を『墨色』にする方が今年は多い気がします。なぜでしょうかね?

この商品は購入いただけます。


おまけ
ワラーチのセッティング編

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