本日はHさんからご依頼いただいたコインケース2型の作成を行います。
コインケース2型とは?
小さくてシンプルなコインケースの2型は、かぶせ蓋をパカッと開くとしっかり口が開いて、コインの出し入れがスムーズです。また、小さなポケットがついていて、折りたたんだ紙幣や、切符などの薄い紙ものがはさめるようになっています。
制作過程
イタリアンハードの生成り革をカットして目打ちと打刻をします。
あらかじめコバの磨けるところは磨いておきます。
プリムの挽物ホックを取り付け、六花リネン糸の白でステッチしていきます。すべてのコバを磨いたら完成となります。
生成りのコインケース2型が完成しました
生成り革と白のステッチは定番の組み合わせです。経年変化を楽しむには一番かと思います。トラが少し入った部分は内側に来るようにしています。
下は3年経過したイタリアンハードの経年変化例です。使い方によって全く印象の異なる例です。
プリム(旧フィオッキ)の挽物ホックが良く似合います。
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