生成りのコインケース2型をつくる

昨日から今日にかけてOさんからご依頼いただいたコインケースの作成を行いました。

コインケース2型とは?

小さくてシンプルなコインケースの2型は、かぶせ蓋をパカッと開くとしっかり口が開いて、コインの出し入れがスムーズです。また、小さなポケットがついていて、折りたたんだ紙幣や、切符などの薄い紙ものがはさめるようになっています。

制作過程

今回使用するのはイタリアンハードの生成りです。型紙からケガキ線を入れ、革包丁で切り出してパーツを揃えます。刻印の打刻と手縫いの目打ち、プリムの挽物ホックを取り付けます。ステッチで組み上げる前に、各部コバ(革の断面)を磨いておきます。毎回ですが、下準備段取りがほとんどで、縫い始めたらあとはひたすら縫うだけになります。

六花リネン糸24番勿忘草(わすれなぐさ)のステッチで仕上げていきます。



全て縫い終わりましたので、革の合わせ目、コバ(革の断面)磨きをしたら完成となります。

生成りのコインケース2型が完成しました




秋が深まってきました

あんなに暑かったのに急激に冷えてきました。ベスパに乗ってると季節の移り変わりがよくわかります。コーヒーも暖かいものが欲しくなりますね。

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風が冷たくなってきたぞ…

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