はじめての革手縫い:糸始末(縫い終わり)編

 

今回から不定期で、六花手縫いリネン糸を購入頂いた方向けに革手縫いのノウハウをお伝えしたいと思っています。

 

何故に糸を買った人だけ?と思われるかもしれません。
色々と考えまして、『ちゃんとレザークラフトをやってみたい』というやる気のある方だったら、同志として伝える事も良いのではないか?と思い至りました。
僭越ながら…その意気込みを図るスケールとして『手縫いのリネン糸購入』を選択いたしました。沢山買っていただいても、一本だけでも構いません。何卒ご理解頂ければ幸いです。

 

全51色のロウ引き天然リネン手縫い糸はこちらから購入可能です
くも舎製品で採用。天然リネン(亜麻)100%のロウ引き済みレザークラフト用手縫い糸を販売中です。毛羽立ちが少なく、強くて滑らかな使い心地。
1スプール1,200円(税込)何本買っても送料は全国一律360円です。

 

糸始末(縫い終わり)とは

ちょっと下の写真を見てください。四角いごく普通の緑の革を手縫いしたものです。使用している糸は熱で溶かすことのできないリネン糸。表を見ても、裏を見ても糸始末(縫い終わり)の形跡が見当たりません。どちらから縫い始めたかもわかりません。

こちらはどうでしょうか。今度は1辺だけステッチがありません。革包丁を収めるのにちょうどよさそうです。こちらも表裏見ても糸始末(縫い終わり)の形跡が見当たりません。

こんな糸始末(縫い終わり)の方法をお伝えしたいと思います。

 

おことわり

これから書かせていただく、手縫いの糸始末(縫い終わり)の方法は、くも舎創業から現在に至る間に、自分なりに少しずつ工夫して確立していった糸の始末方法です。
他にこういう糸始末(縫い終わり)をされている方が居るかどうかは不明です。今のところ自分にとってのベストな方法ですが、今後もっと良い方法があれば糸始末(縫い終わり)の方法は変わっていくでしょう。

 

麻糸の糸始末(縫い終わり)に必要な3要素

前置きが長くなりました。
私の場合、糸の始末方法はつくるモノのシチュエーションや構造によって、4種類の糸始末(縫い終わり)を使い分けています。
使い分けているものの、リネン糸やラミー糸など、麻系の糸始末(縫い終わり)には、基本的には下記3つの共通要素を行います。これが欠けるとしっかりした糸始末(縫い終わり)は出来ません。

縫い返し:ステッチを一目ずつ戻す事でステッチが二重に入り、強度が増し、糸もしっかり締まります。
ボンド:最後の本結びをする時に結び目にボンドを付けます。結び目のほつれを防ぎます。
本結び:最後の最後、糸は本結びすることによってシッカリと留まります。

ちなみに本結びとはこんな結び方です

 

糸始末(縫い終わり)の種類について

それではどういう種類の糸始末(縫い終わり)があるのかを分類してみます。レザークラフトのほぼ全ては大きく分けて二つに分類されます。くも舎ではほとんどの製品が青枠に分類されます。

青枠の開放部が有るものをさらに分類すると、『三方あき』、『一方/二方あき』に分けられ、そのうち『三方あき』については、端まで縫わない『A』と端まで縫う『B』に分かれます。※上記の図にはありませんが、厳密に言いますと一枚革にステッチを入れる『裏面あき』というのもあります。

下記は六花リネン糸を1スプール以上購入頂いた方向けの限定コンテンツです。
閲覧をご希望の方は、下記より六花リネン糸を購入頂きパスワードを入手してください。

 





 

 


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