引き続き今日もOさんの耳つき肩かけカバンを制作しています。
これまでの制作過程は下記をご覧ください。
耳のパーツを本体に縫い付け…
とりあえず両側つきました。これでなんとなくカバンの体をなしてきました。
縫い上がったら、コバ(革の断面)を磨きましょう。まずはいつもの危ない革包丁のつかい方。合わせ目の微妙なずれを削って均します。均した後で、コバ(革の断面)のヘリ落とし。
紙やすり、ヘチマ磨きを繰り返しながら、コバ(革の断面)をつるりと磨き上げていきます。
蓋パーツを縫付ます。これもなかなか縫うのは大変です。
かぶせ蓋にメインのベルトを縫い付ければ本体の完成!丸く整った形に我ながら惚れ惚れします。
本体縫い上がっても、まだまだ大変な作業が待っています。ベルト類のコバ磨きです。ショルダーベルトは長さが150cm。ハンドバックベルトは長さが50cm。合計2mのベルトのコバ(革の断面)をひたすら磨き上げます。コバ磨き用の機械等も使ってみましたが、手作業でやるのが一番早くて綺麗に仕上がるのが分かりました。
ベルトが出来れば完成です! 小さい画像はクリックすると大きく開きます。
今回から耳つき肩かけカバンのベルトのループ部分が金属無しのタイプに替わりました。これで革に傷がつきません。

