ヌメ革の耳つき肩かけカバンをつくる―手縫い編―

今日は暖かくて春がやって来たような陽気でした。定番の赤城おろしも無く、外に出るには良い一日です。が!今日も耳つき肩かけカバンの制作に専念することにします。

前回までの過程はこちらです

耳つき肩かけカバンとは?

くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグに、短いベルトをつければハンドバッグにもなります。

かぶせ蓋パーツを仕上げる

昨日のつづきで、今日から各パーツ類を仕上げて縫い上げていく作業になります。まずはかぶせ蓋パーツの方から進めましょう。色々と縫う前にコバ(革の断面)を綺麗に仕上げます。

かぶせ蓋にベルト類を縫い付けます。縫い付けるのは白のラミー糸です。


本体パーツを縫う

つぎは本体パーツに取り掛かりましょう。耳つきの側面パーツをメインの本体に立体的に縫い上げていきます。

本体縫い上がりましたので、合わせ目のコバを革包丁で削り均します。ちなみに私の革包丁のつかい方は非常に危ないです。

革包丁で段差を均したら、ヘリ落としでコバのエッジを落として、やすり掛けとヘチマ磨きを繰り返していきます。

今日のところはここまでで終了です。明日本体とかぶせ蓋のパーツを縫付し、ベルトパーツの加工をすれば完成になります。

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