オレンジ色の手縫いトートバッグをつくる―オプション類と本体準備編―

今日は午前中に事務作業がありまして、午後からになりましたが、引き続きOさんのトートバッグ制作です。

前回までのお話しはこちらからどうぞ。


トートバッグ2型とは

くも舎を代表するバッグがトートバッグ2型になります。トートバッグ2型は、厚くてコシのある植物タンニン鞣しの牛革から、しっかりと麻糸で手縫いしてつくったトートバッグになります。しっかりと手入れをして上品に使用しても、傷、シミなどを気にせずラフな感じに使用しても、使うほどに味わいのあるバッグに育っていきます。


持手を仕上げる

昨日途中だった持手の手縫いを仕上げましょう。2本の持手が縫い上がりました。

縫い合わせたコバ(革の断面)を革包丁で均してから、ヘリ落とししてそれから磨き作業を行います。磨き作業は、やすり掛けとヘチマ磨きを繰り返していきます。

仕上がった持手をゆっくりと曲げてクセ付していきます。磨き終わった持手は滑らかな感触をお楽しみ頂けると思います。

つぎはハンカチーフホルダーの制作です。特長的なバッテンの切れ込みを入れて、パーツの四方をコバ磨きします。

これでオプションパーツ類がすべて完成しました。

本体の下準備

さあ、いよいよ本体の制作です。縫い目のケガキ線を入れて、コバ磨きをして、これからの手縫い作業の下準備です。明日は本体パーツを立体的にカバンの形にしていきます。ゴールは間もなくです。


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