手縫いのやわらかいトートバッグが完成しました

今日も引き続きUさんのやわらかいトートバッグの制作でした。
前回までの制作過程はこちらをご覧ください。


やわらかいトートバッグとは?

オイルを良く含むイタリアのバケッタレザーを使用したシンプルなトートバッグです。使い始めはしっかりしていますが、使い込むほどに艶が出てクタッとやわらかくエイジングしていきます。A4ファイルが横にすっぽり入る大きさになっています。

パーツ類の縫付

昨日で本体部分の手縫いが完了していましたので、持手を本体に縫い付けていきます。持手は先に磨いておいたヌメ革の厚さ4mmくらいのベルト用革です。あらかじめ5mmピッチで目打ちをしています。
縫い糸は黒のラミー糸です。ラミー糸は麻糸の一種『苧麻』の繊維から出来た天然素材の糸で、艶と強度を兼ね備えた糸です。

やわらかいトートバッグが完成しました

全てのパーツを縫い付けてUさんのやわらかいトートバッグが完成です。バケッタレザーは経年変化が早く、最初はマットな銀面(革の表側)も使っていくうちに艶が出てきてクタッと柔らかくなります。
基本的にオイルを多く含む革ですので、乾拭きをするだけで特にメンテナンスは必要ありません。エイジングが進みますと表面の薄い傷などは指で撫でてやると目立たなくなります。

本体側面のフチの部分は手縫いの糸が露出していたため、どうしても擦れやすく弱くなります。今回耐久性と後々のメンテナンス性向上のために当て革の改良をしています。

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2 Comments

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そこ面のマチの両端の部分に関しての質問です。まだ初心者です。宜しくお願いします。最初に菱目打ちで穴を開けてそこ面の街の部分をサイドに織り上げて縫い合わせるのだと思ったのですが??写真によると片面しか穴が空いてませんでした。接着してから穴を開けるのでしょうか?マチの部分を詳しく教えてください。切り出しした所は何センチでカットしてますか?

お問い合わせありがとうございます。くも舎の石原と申します。
写真では角度的に分かりづらいですが、マチは手縫いの前に、縫い合わせ同士あらかじめ両方目打ちしております。接着剤は使用しておりません。色々と試行錯誤しながらうまく行くと良いですね。

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