春の嵐が吹き荒れております。昨日は一日中の豪雨。今日は強烈な風です。昨日と今日は外出は控えて黙々と制作しておりました。制作していたのは3名分の青ひげ改、Yさんからご依頼のほぼ日手帳カバー1型WEEKSサイズでした。
青ひげ改とは?
青ひげ改はキャンバススニーカーの定番『青ひげ』の弱点①かかと部分の破れ②ベロ部分の落ち込みを補うべく、革パーツで使い勝手や補強を施したスペシャル版『青ひげ』です。
青ひげの修理から始まった、青ひげ改開発のお話はこちら
3つの青ひげ改をつくる
一気に3つの青ひげを用意します。サイズが混ざったりするのを防ぐために2足毎に制作することにしています。分かりやすいように22.5cmと27.5cmという大きさのずいぶん異なる青ひげを並べます。ご覧いただくとわかるとおり、メンズとレディースの違いは靴紐を通すハトメの個数が違います。
どちらも紺色の革パーツを白の麻糸で縫い付けていきます。
縫い上がったら最後に仕上げをして、中敷きを入れたら完成になります。
もう一足も紺革パーツになります。これを縫いあげたら梱包して発送手配を行います。
この商品は購入いただけます
それでは続きましてYさんからご依頼のほぼ日手帳カバー1型WEEKSサイズの制作に取り掛かります。
ほぼ日手帳WEEKSカバー1型とは?
ほぼ日手帳WEEKS用のノートカバーです。植物タンニン鞣し革に麻糸で手縫いを施したシンプルなつくり。名刺などのカードを差し込む事が可能です。太めのペンもしっかり収納できます。
生成りのほぼ日手帳WEEKSカバーをつくる
今回お作りするのはミネルバリスシオのボーネを使ったほぼ日手帳カバーです。早速革にケガキ線をいれて、革包丁でカットして行きます。カットが終わったらくも舎のロゴを刻印します。刻印は万力を改造した手製のプレス機です。
打刻と目打ちが終わった革を白の麻糸で手縫いしていきます。ペンホルダー部分とループ縫いの部分をそれぞれ丁寧に縫い上げます。
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