久々に涼しくなりました。引き続きMさんの濃紺の耳つき肩かけカバンを進めています。
前回までの制作過程はこちらへ
耳つき肩かけカバンとは?
くも舎の耳つき肩かけカバンは、最上級のヌメ革を使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグに、短いベルトをつければハンドバッグにもなります。
コバ(革の断面)磨きをする
本体の縫い上がったコバを平らに均してから、ヘリ落としとヤスリ掛け、ヘチマ磨きを繰り返して綺麗に仕上げていきます。
かぶせ蓋を手縫いで繋ぎます。
ブッテーロの紺
写真を見ているとわかりますが、ブッテーロの紺は黒にとても近い色です。光の当たり具合によって青みのある渋い色です。実際にブッテーロの黒と比較します。
左が黒、右が紺です。銀面(革の表側)は微妙に青みがかっています。床(革の裏面)の色の違いは一目瞭然です。
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