キャメルのトートバッグ2型特注サイズをつくる(裁断と持手の手縫い)

今日からTさんからご依頼いただいたトートバッグ2型の特注サイズの制作を開始いたしました。

トートバッグ2型とは?

厚手の植物タンニン鞣し革一枚革と麻糸の手縫いでつくった、しっかりと自立するシンプルなトートバッグです。肩にもかけられる長さの持ち手は丸みを帯びた筒状にして手縫いしましたので、手に持った時の指へのアタリがソフトでしっかりした印象を与えてくれます。

kumosha hand stitched leather tote bag type02
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag type02
tote2-092
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tote2-093L
tote2-104
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tote2-107
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kumosha hand stitched leather tote bag “Orange”
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kumosha hand stitched leather tote bag type02
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kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
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キャメル革からのパーツ取り

今回制作するトートバッグはイタリアンハードのキャメルで制作を行います。かなり大きめな革を使用します。

Tさんからの再注文となります。その当時制作した型紙が残っていましたので、ケガキ線を入れて本体のパーツを切り出します。

持手パーツと本体パーツを抜き出すことができました。この写真を見るだけでもどれだけ大きな革かお分かり頂けると思います。今回は内ポケットなどのオプション無しのご指定でしたので、パーツの裁断はこれで終了となります。

持手の手縫い

細長く切り出した革に手縫いのための目打ちを入れて、芯を包みながら白の六花リネン糸で手縫いします。


長い持手の手縫いが完成しました。革の合わせ目を豆鉋で平滑に整えてコバ磨きを行います。いつもの工程ですが、ヘリ落とし→ヤスリがけ→ヘチマみがきで仕上げていきます。


今日はここまでで終了です。
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