春からオーダーをお受けしている、くも舎の革サンダル「ワラーチ3」。
サンダル本体は栃木レザーの植物タンニンなめしの分厚い床ベロア革で出来ています。それを起毛させてやわらかな履き心地にしていますが、無染色の生成りの革は裸足で履くとどうしても足形がついてきます。
個人的には全く気にならないですが、気になる方のために簡単にワラーチについた足形を消す方法をお知らせします。
足形がついたワラーチ3
ちょっと見た目があれですが、半年普通に使用したワラーチ3です。足の形が出てますね。土踏まずしっかり浮いてますね。これを今から綺麗にします。
鼻緒の部分だけ残して残りの紐をほどきます。
そして取り出したるは、ホームセンターで120円くらいで販売されている錆び落とし用の真鍮ブラシです。柔らかさは指で押してしなる程度の柔らかさです。あまり硬いとふんわり仕上がりませんので要注意。
そして真鍮ブラシでゴシゴシ円を描きながら磨いていきます。ゴシゴシ…
汚れたベロアの起毛が粉になって取れて、下から綺麗な起毛が現れてきます。おお!だいぶ綺麗になりました。
すっかり足あとが消えましたよ
指の方やかかとの方など気の済むまでゴシゴシ磨いてください。するとこれくらい綺麗になります。左が磨き前、右が磨き後。
【注意】真鍮ブラシの毛が抜け落ちている場合があります。真鍮の毛が刺さると痛いですので、磨いた後はよくワラーチを叩いて粉を落としてから目視で確認してください。
ちなみに、1年物のワラーチですと、生成りの床ベロアが日焼けしてうっすら褐色になりますので、足の汚れが目立ちにくくなります。まあ、汚れたとしても真鍮ブラシで磨けばこちらも汚れは取れます。
さらに…
ワラーチ墨ベタなら汚れは全く目立ちませんよ!
それでは良いワラーチライフを!
コメントを残す