本体の縫い付けまで進みました。
本日も引き続きAさんご依頼の耳つき肩かけカバン制作を進めましたのでご報告です。
本体にベルト押さえのパーツと、ギボシを打ち込んだベルトも縫い付け、コバ(切断面)磨きを完了させておきます。これを先にやっておかないと、カバンの形になったあとでは本体への縫い付けが非常に困難になります。当たり前といえば当たり前なんですが、私はおっちょこちょいでたまに間違えてしまいそうなので注意が必要です。
カバンの手縫いは段取りが本当に大事です。ついつい無心で縫ってしまうのですが、今回は全くノーミスで進みました。本体の革に耳つきの側面パーツを縫い付けていきます。
側面パーツの縫い付けが終わりましたら、縫い合わせたコバ(切断面)を革包丁で平に均してコバ磨きの準備をします。前も書きましたが、写真のやり方は本当に危ないです。絶対に真似しないようおねがいしますね。私の場合は脇をシッカリ閉めて、手首のスナップだけで削っているので仮に刃が滑ったとしても怪我をしないのです。
形になってきましたね。残念ながら今日はここで終了です。明日の完成は間違い有りません。Aさんまもなく完成しますよ!
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耳つき肩かけカバン
最上級のオイルドレザーを使用した横長の小さなバッグです。サイズは一般的な長財布や文庫本、携帯電話などが入る大きさです。カバンの側面には大きな耳がついていますので、長いベルトをつければショルダーバッグに、短いベルトをつければハンドバッグにもなります。
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