今日も雨降りのワラーチづくり
今日は午前中奇跡的に晴れ間がちらりと覗きましたが、すぐにシトシト雨模様。この雨明日まで続くようで…さて、気を取り直して今日も制作です。
沢山のワラーチを作りますので、沢山革を切り出してきます。
制作過程を随分端折りましたが、こんな感じで一枚のワラーチを手作業でくり抜きます。スポッと抜けると気持ちが良いです。
人気の空色の紐を取り付ければ完成です!早く梅雨明けますように!
紐の付け替え方について
ワラーチの履き方や脱ぎ方についての動画はしっかり撮ったのですが、肝心の鼻緒の付け替え方がありませんでしたので、この機会に順に撮影しておきました。
1.鼻緒の輪っかに革紐を通します。※革の銀面(表面)を上に
2.通した紐の先を親指側に曲げます。
3.親指側に曲げた革紐を大元の革紐の下側にくぐらせます。
4.くぐらせた革紐の先を再び親指側の輪っかに通します。
5.1~2センチほど先端を出してしっかり結びます。
6.親指側に紐の先が出れば完成です。
ちなみに…紐の先は両端で違います。鼻緒側は平らな方、斜めの方は紐の先端になります。
歩くためのサンダル。ワラーチ3
メキシコ山岳部のタラウマラ族は古タイヤと革ひもだけで作ったサンダル、ワラーチで山道を何時間も走り続ける『走る民族』だそうです。
新しくなったくも舎のワラーチは、特厚革をベースに、足をしっかりホールドする、手揉みで柔らかくしたカラフルな牛革紐を組み合わせて、更に歩きやすくなりました。ワラーチを履いて大地を足の裏で感じてみましょう。
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