手縫いのトートバッグ2型をつくる

週末は仕入などの用事がありましてなかなかブログがアップできませんでした。
久しぶりに電車で浅草、浅草橋方面へ行きまして暑い中グルグル回っておりました。さすがにこの暑さ体に堪えますね…。
木曜日からFさんからご依頼のトートバッグ2型の制作に取り掛からせて頂きました。早速レポートです。

トートバッグ2型とは?

厚手の植物タンニン鞣し革一枚革と麻糸の手縫いでつくった、しっかりと自立するシンプルなトートバッグです。肩にもかけられる長さの持ち手は丸みを帯びた筒状にして手縫いしましたので、手に持った時の指へのアタリがソフトでしっかりした印象を与えてくれます。

kumosha hand stitched leather tote bag type02
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag type02
tote2-092
tote2-097
tote2-100
tote2-093L
tote2-104
tote2-105
tote2-107
_DSC2227_1
_DSC2226_1
_DSC2246_1
kumosha hand stitched leather tote bag “Orange”
kumosha hand stitched leather tote bag “Orange”
previous arrow
next arrow
kumosha hand stitched leather tote bag type02
tote2-092
tote2-097
tote2-100
tote2-093L
tote2-104
tote2-105
tote2-107
_DSC2227_1
_DSC2226_1
_DSC2246_1
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
kumosha hand stitched leather tote bag "Orange"
previous arrow
next arrow

革の切り出し

今回ご指定の革はイタリアの植物タンニン鞣し革ブッテーロのキャメルになります。大まかに型紙から革を取り出しておきます。

ケガキ線に沿って革包丁で詳細にカットしていきます。

穴あけをしたり、くも舎のロゴを刻印したりしてパーツの下準備は進んでいきます。

パーツ類が出そろいました。

コバ磨きと手縫いの開始

カットしたパーツ類でコバ(革の断面)磨き出来るものはしてしまいます。ヘリ落としで革の断面を滑らかにしていき、やすり掛けとヘチマ磨きで艶が出るまで磨きます。

キーカバーも制作します。目打ちしてあるパーツをウマに架けて手縫いで合わせていきます。

持手も手縫いしていきます。選択した糸はラミー糸の茶色です。このキャメルの革の色とほぼ同色でマッチしてますね。

とりあえず今日はここまでで終了です。次回は持手のつづき、ふた付きダブルポケットの制作を進めたいと思います。

この商品は購入いただけます

こんな記事も読まれています。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください